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生命保険の目的

生命保険とは、将来自分の身に身体的なダメージを受け、経済的な障害が発生したときに備えておくものです。よって、経済的に余裕のある方は入る必要は全くありません。

生命保険は非常に高額です。普通の人の人生の中で、持ち家の次に高額な商品と言われています。しかし、その内容は複雑で、良く内容を確認しないまま、保険のおばちゃんに進められて、契約してしまった方が多いのではないでしょうか?

「生命保険は家族への愛の証」「ガンにかかると高額な医療費がかかる」そして「社会人になったら、保険は入るもの」などなど、保険の勧誘の時の決まり文句ですが、決して鵜呑みにしてはいけません。

生命保険と似たものに自動車保険があります。これは自動車で事故を起こした際、相手への賠償金を払うためのものです。最近お賠償金は1億円以上の高額化が進んでいるため、普通の人がそれを支払うの事はまず不可能です。よって、自動車保険は保障を最高にしておくのが普通です。

しかし生命保険の場合は違います。実は我々は自動的に幾つかの保険に加入しているのです。これらの実力は相当なものですので、あえて新たに高額な生命保険に入る必要はありません。よって生命保険に入る場合は、足りないと思う部分だけ加入すべきものなのです。
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返戻金ってなに?

解約した時に戻ってくる解約返戻金

保険会社は将来の保険金の支払いに備えて保険料内の所定割合の積み立てをしており、保険契約を途中で解約した場合に、その積立金の一部が解約返戻金として払い戻されます。

解約返戻金はすべての保険にあるわけではなく、また解約までの加入期間によって金額も変わってきます。

掛け捨てと呼ばれる定期保険では、解約返戻金はまったくないか非常に額が少なく、終身保険や養老保険などのように貯蓄性の高い保険ほど額は多くなります。しかし一般的に、解約返戻金はそれまでに支払った保険料よりも少ない額となります(終身保険で加入期間が長期であった場合や養老保険などを除く)。


解約する場合の注意点
1. 当然ですが、解約すると保険の保障はなくなってしまいます。

2. 貯蓄目的で加入していた保険を解約する場合、解約返戻金があるといっても、通常、支払った保険料の総額よりも解約返戻金の方が額が少なくなります。貯蓄商品でいえば、いわゆる元本割れ状態となるケースが多いことを覚悟しておきましょう。

3. 解約後、新たに同様の保険に入ろうとした場合、
・保険年齢が上がっている分、保険料は割高になる可能性がある。
・健康上の問題で、新しい保険に入れないということもあり得る。


既存の保険を解約して別の保険に入り直す場合は、まず新しい保険に加入した後に、既存の保険を解約するようにしましょう。

すべての保険に配当があるわけではない!

保険には、配当がある「有配当保険」と配当がない「無配当保険」があります。
すべての保険に配当があるわけではありません。

<有配当保険>
 ・3利源配当タイプ
  決算時に、費差配当、死差配当、利差配当を集計して配当を支払います。

 ・利差配当タイプ
  利差配当を分配するしくみの保険です。
 ※配当は、保険商品によって、毎年の決算ごとに配当がある商品と、3年ごと、5年ごとなど一定の期間ごとに配当がある商品があります。

<無配当保険>
 配当がない保険ですが、もともと有配当保険よりも保険料が割安となっています。

配当金ってなに?

保険金の請求に該当する事象が発生しない場合でも、支払った保険料のなかから、後日お金が戻ってくる制度があります。それが配当金と解約返戻金です。

剰余金が戻ってくる配当金
保険会社は、保険を募集して加入者から保険料を集め、将来の支払いに備えてお金を積み立てたり運用したりして、保険金の支払い事由に応じて保険金を支払うという業務を行います。
そしてこれらの業務を行っているなかで剰余金が発生した場合に、保険会社は配当金を分配します。

配当には、その剰余金の発生事由によって通常以下のような種類があります。

費差配当
保険料のなかには、保険会社が保険事業を運営する上で必要となる経費が含まれていますが、経費削減などにより、あらかじめ予定していたよりも経費が少なくてすんだ場合に剰余金を分配する配当です。

死差配当
保険会社は、統計データを基に作成される生命表から将来の死亡者数を予測して保険料を計算しますが、その時に使われる死亡の確率を予定死亡率といいます。死差配当は実際の死亡率が予定死亡率よりも低かった場合に、剰余金を分配する配当です。

利差配当
保険会社は加入者から集めた保険料を運用しています。そしてその運用利率を、あらかじめ予定利率として決めておき保険料から割り引いています。利差配当は実際の運用成績がよくて予定利率以上の利回りがあった場合に剰余金を分配する配当です。

予定利率ってなに?

生命保険会社は、保険料の一部を運用していますが、その運用によって得られる収益を見込んで、保険料を割り引いています。この割引率を「予定利率」といいます。

実際の運用成績が好調で、予定利率より高い利率で運用できると剰余金がうまれ、配当金に割り当てられますが(配当のある保険の場合)、逆に予定利率を下回る運用利率となった場合(逆ザヤという)は、保険会社の財務状態を圧迫することにもなります。

予定利率が高い保険ほどお得感はありますが、逆ザヤで破たんするようなことになっては、結局損失を被ることになりますので、生命保険会社の財務健全性も十分考慮して保険を選んだほうがよいでしょう。
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